海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

幇間としてのオレ

いわゆる「学者の会」的なものが勤め先にもあって、明日シンポジウムが開かれる。で、講演者の都合でシンポジウム終了後には時間がとれないということで、前日に演者と会のメンバーとの懇親の宴が開かれると言うわけ。で、メンバーの一人であるところの私、今日は授業が無いのでウチで論文でも書くべきところを、そういうことだしと研究室で一日雑用をして(大っきらいな電話かけとか)、夜に会場へ。いやその演者であるが、一人は卒業生の院生なのだが、あと二人が大物で、元防衛官僚の柳澤協二氏と、南スーダン日報問題の火付け役のジャーナリストの布施祐仁氏であるという。自分の職業的ポジションからすると、まったく縁のないはずのお二方だけど、そういう方とご一緒できるってのは、まあ大学と言うのは面白いところである。で、布施さんは前の用事からの移動に時間がかかると言うことで遅れての参加となり、19時過ぎから柳澤さんを中心にスタート。参加者の中に、ちちんぷいぷいを見ていた人がいて、私のことをテレビに出た人、とか紹介してくれる。と、柳澤さんが「そう言えばどこかで見たことが。NHKだったかな?」とかおっしゃる。確かにNHK出たことあるけどあれBSだしずいぶん前だし、多分別の人と誤解されている、と思ったのだけど、まあ誤解してもらっててもいいやとスルーする。先方の記憶違いで日テレに出たのを見てもらったのかもしれないし。こういうところで、ギリギリ真実を追究することをしなくなったのよオレも。えらくなったよね>オレ。そうこうするうちに布施さんが到着し、柳澤さんと入れ替わりになって、他早く帰らなきゃいけない人もボチボチ帰り始めて、参加者が半分くらいになって、アルコールも程よく回り始めたので、なぜかオレ利他行動の進化について話し出したら、布施さんに面白がってもらえて、そうか進化学の知見も役に立つんだなあと思った。で、気がつくと24時を回っているので、こんな時のタクシーチケットということで、布施さんをホテルに送り届けてそのまま帰ってくる。若干足が出た。