海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

実はちょっと期待してた

「クモのイト」が台湾で翻訳されているのだけど、それがあちらの権威ある書評サイトが選ぶ今年の優れた本40本の最終選考に残っているらしくて、今日がその結果発表日。さすがにドキドキして発表時間の12時を待つわけだけど、いざ時間になって、サイトにアクセスしても結果が出てない。あれー?と思ったけど、そうだ!台湾とは1時間の時差があるじゃん!!もうオレもダメだなあ、とか思っていると電話がかかってくる。「先生、◯◯会議が始まってますが、、」うわ!すっかり気をとられていてポカやっちゃった。ちゃんとスケジューラーにも書いてあるのに!で、慌てて会議室へ。なんと5人いる学部長のうち4人が忘れていたという。昼休みに会議なんて非人道的なことするからいかんのだわ。と研究室に帰ってきて、13時になったので授業のためzoomにアクセスする裏でサイトを見てみたら、、、落選してた。ションボリ。でもまあ、クモがテーマの本だから、そりゃ難しいよね。最終選考に残ったのを良しとしなくちゃね。帰宅して、ミシマ社のサポーター特典として、「ちゃぶ台」の出版記念イベントに客として参加できるので参加。榎本俊二が出ている。榎本さんはちゃぶ台の表紙漫画を今回描いていて、それがどのように作られていったのかの話になって、そうかひとつひとつ理詰めで考えてはるんだなあ、さすが「ムーたち」を描いた方だ、と思って感心する。さらに榎本さんが三島さんに突っ込むその切り口がやっぱり理詰めで面白いの。生き返ったわあ。やっぱ創作にまつわるアレコレは活力に繋がるのね。
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