海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

1次資料

スキー宿でボンヤリしている時に、「オレはドラキュラの原作小説を読むべきである」という天啓が降りてきた。吸血行為は言ってみれば共食いの一種で、今ではエロスとも関連して論じられるわけで、つまりは性的共食いじゃないか。しかるに原作ではその要素はあるのだろうか。で、調べてみると、最近光文社古典新訳文庫で、新しい版が出ている。これは運命であろう(っていうか古典新訳文庫は精力的に出版していて素晴らしい)。ということではせしょに出かけて聞いてみると「1760円もしますけど良いですか」と言われる。たじろがざるを得ない。こちらは文庫だと思ってるやんねえ。2000円に近い文庫本なんてあってよいものだろうか。そうだ確か創元推理文庫からも出てたはずだ。あれは大昔の版なのでそれほど高くないはず。うーむ、と思って撤退してきた。実物を見てから買おう。明日、仕事の帰りに丸善に寄るべし。