海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

カーンの実り

朝起きてメールをチェックすると、西方から"It is my pleasure to inform you that your カーン論文 is now accepted for publication in XXXXXXX"なる報せが届いていた。ひゃっほう。一番最初の目論見とはずいぶん違う所に着地しちゃったわけだけど、それなりに大きく育ってくれたのでうれしいわけよ。それにしても「カーン実験」なる語が初めてこの日記に現れたのが、2004/9/2だから足掛け5年。このアイデアを成仏させられる日がやっと来た。投稿を始めてからは1年しかたっていなのだけど、なんといっても3回エディターリジェクトくらってるからね。さらに、4番目に投稿した今の雑誌でも一度サンプル数不足でリジェクトされちゃったので、追加実験してやっと今に至る。

で、図を正式に送るために、元々カラーのJPEGだったものをグレイスケールのTIFFにする。これをWeb経由で送り込むと向こうのサーバーがPDFに変換してくれるのだけど、できあがったものが白黒反転してしまって困る。仕方がないのでいろいろ試してるうちに、GraphicConverterを使っていたのがまずかったことが判明。illustratorでグレイスケール化したら上手く行ったのだが、このために午前中いっぱいかかった。ムダー。

こんなムダな労力だったけれども、ここにこうして書いておけば、ひょっとしたらいつか同じ事でドツボに嵌まる人の助けになるかもしれないと思って気を休める事にする。でも、MacのGraphicConverterで作った写真のTIFFファイルをScholarOneのManuscript Centralを使って送ろうとする人がいったいどれだけいるのだろう?