海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

チヨコレート

自転車を走らせていると、前方にグリコ、パイナツプル、チヨコレートで遊んでいる子供がいた。二人でジャンケンして、グーで勝ったら、グ、リ、コで3歩、パー、チョキならそれぞれパ、イ、ナ、ツ、プ、ルもしくはチ、ヨ、コ、レ、ー、トで6歩進み、稼いだ距離を競うという、あれだ。

で、彼らを追い抜きながら「これってチョキだけ出せば自分が勝つ時は6歩進めて負ける時は相手は3歩しか進めないよなあ。でもお互いがそれをやったらずっとあいこで一歩も進めなくなる」と考える。我ながら、なんてつまらない大人になってしまったんだろう>オレ。子供の時は考えた事もなかったよ。

でも実際にそうしたら、相手にグーばっかり出されて負けてしまうのだなあ。だから、相手に気取られない程度の割合に抑えてチョキを多めに出せば良さそうだ。例えば1:2:1の割合でグーチョキパーにしたとして、10回くらいのジャンケンならチョキは5回。ちゃんと計算してないけど、かなり高い確率でこういう事は起こりそう。

さて問題は、相手も同じ事をやってきた場合、チョキをより高い割合で出す方が有利になる事。この競争に勝つためにチョキの比率を更に増やすのはバレてしまうからダメなので、発想を変えて相手のチョキ増加の利益を消すため、グーを多めに出して対抗することにしよう。これには2:1でグーとパーを出せば良さそうだ。極端な話これだけ出していれば、相手が全チョキでこちらがそれに気が付かないとしても負けない。ただし、相手がパーを混ぜてくると負けちゃうので、さらにこれにも対抗しなくてはならない。このためチョキの比率を高めるのだが、グーとチョキを1:1で出せば、時々出てくるパーにも負けなさそう。という事は、グーチョキパーを2:2:1で出せばいいのか。おお、これなら相手がグーを出してきても負けない。っていうか、相手がどんな比率でグーチョキパーを出してきても負けない。わはははは。。。。でも、ということは、こちらも勝てない。。。けど、これは当たり前だな。

ってな事を考えて(合ってますかね?)、やっぱり、なんてつまらない大人になってしまったんだろうと思ったという話。チヨコレートの楽しさは、そんなところにあるんじゃないのにねえ。