海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

雄弁は銀

組織と言うものは階層的にできているものであって、大学も一つの組織であるから階層毎に会議があったりする。で、ウチの最上位階層の会議が全学教授会だ。つまり教員が一同に会するのである。で、会議と言うのは一般に規模が大きくなるほどどうでもよいものになっていくのであって、私はそんな会議の場では発言しない事を常としている。

ところが今日はこの大学に来て5年目にして初めて発言してしまった。心ここにあらぬ事甚だしい。いや、というのも今日の議題はセクハラに対する懲罰規程に関してで、説明を聞いていると、ヨツモンマメゾウムシの配偶行動の話なんか講義でしている私としては「性に関する不快な話題を講義でされて学習を妨げられた!」など訴えられて減給三ヶ月とかにされる可能性があるように思えてきた。これって私だけじゃなくって文学方面や社会学方面の講義でも起りえるような。。。と言う事で、「私は罰せられる事になるのでしょうか?」とトボケて尋ねてみたというわけ。そしたらなんだか要領の得ない答えが返ってきて、おもむろに不安感が湧いてきたのよ。

それはともかくとして、質問した時フロアからのウケを取れたので少しうれしい。