海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

晴耕雨読

朝起きると雨。この時期野外調査に出れるのは休みの日くらいのもので、そんな日の雨は建前的に言えば痛いのだが、一方そんな調子だからここのところ一日休めたことがなかったので、本音では恵みの雨であった。しかし、うちでだらだらしていると退屈になってきて論文を読んだりするのは、貧乏性なことだ。


で、午後から雨がやみ、昨日買えなかったメモリーを買いに麓の町へ。行く前にヤマダ電機を含めていくつかの店に電話で価格を問い合わせたら(昨日は、値段を聞くのさえ忘れた)、ヤマダ電機め電話じゃ教えないときたもんだ。もう腹立つから値段高くても在庫があると言われたベスト電器に行くことに。階段を下るのは久しぶりで、いつもながら急な下りに


「これってスキーの上級コースなみだなあ。そういえば今年はスキーに行けなかったけど、おいらもいい加減年だし昔みたいに好き放題できなくてもしかたないか。年とりたくないもんだなあ。ん?でも昔は良かったのかと言うとそうでもなくって、今って結構楽しいぞ。おっと、ここから中斜面だ。二ターンくらいで麓まで行けるな。そうだ、おいらにとって人生最悪の時代っていつか考えようっと」


とか考えているうちに店についたので、結論は出ないままになった。で、店員に「メモリー下さい」と言ったら、「すいません。お取り寄せになります」と来た。おお、ベスト電器はちゃんと謝ってくれる!と喜んでいる場合じゃない。「さっき電話で在庫があると聞いたから来たんですけど」と言うと、しばらくたって「これです」と出してきた。電話してなければとぼとぼ手ぶらで帰らなきゃいけないところだった。危ない危ない。