海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

逃げ出すことが最優先だったんだよ

kensuke_nakata2003-05-10

新しいiBook用のメモリーを買いにヤマダ電機に出かけた。広い店内なので、どこにあるのかよくわからず店員さんに尋ねたところ、在庫があるかどうか見てくるとのこと。しばらく待っていると「在庫切らしてます。お取り寄せになります」と。


こういうときに店員は、取りあえず「申し訳ありません」と(本気でそう思っているかどうかはともかくとして)言うものだと、私はつい三年前まで信じて疑っていなかった。だがしかし、出身地の関西を離れてみて、そんな「常識」には何の根拠もないことがわかった。わかったところで、刷り込まれた「常識」に反する事態に遭遇したときに平然としていられるかというと、そうではないのが問題だが。今日にしたって、ヤマダ電機で買うのが一番安いのだから素直に取り寄せをお願いすればいいものを、「取り寄せましょうか?」と聞くでもなくボーッと立っている店員から一刻も早く逃げ出したくって「じゃあ、要りません」と言って帰ってきてしまった。また別の機会に店までいかなきゃならない。どうみても私はアホだ。


しかし、おかしいなあ。常識と現実の不協和に遭遇したわけだから、笑いがこみ上げてきてもいいようなものなのに。こういう状況で笑えるようになれば、日々の生活がずいぶんと楽になるんだけど