海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

百蝶繚乱

kensuke_nakata2003-05-20

今日は、午前中野外調査に。ビデオを仕掛けて待っている間、鳥の鳴き声を聴きながら、飛び交うチョウを眺めていた。種によって飛び方が全然違う。ウラナミジャノメはピヨコピョコと歩き始めた赤ん坊のよう。アオスジアゲハは弾丸のように空気をつんざく。モンキアゲハは傍若無人に他のチョウを蹴散らし、アカタテハは翅を打つたびに鮮やかな赤を見せつける中華夫人だ。優雅に飛ぶのはジャコウアゲハ。あまり羽ばたかず、空気に乗ってゆらゆら漂う。


そんな中イシガケチョウを見かけた。このチョウはグランジ。ボロボロの翅と見せかけて、実はとてもオシャレな模様。これまでこのチョウには何故だか縁が無く、フィールドで出くわしても、いつもカメラが近くになくて写真に収められなかった。が、今日はついに撮影。あまり近寄れなかったので、小さくしか写らなかったが、それでも満足