海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

本末転倒

昼頃スクリプト書きにいそしんでいると電話が。受話器を取ると相手は恐ろしいスピードで喋り出した。あんまり早口で個々の単語は良く聞き取れないのだが、そんな音の奔流の中から「マンション」とか「家賃収入」とか「東京では」とか「確実に増やせます」の言葉がとぎれとぎれに聞こえてくる。どうも、また何か怪しい不動産投資のセールスのようだ。今回は、相手に口を挟む隙を与えずに売り込もうと言う魂胆らしい。


で、確かに口を挟めないのだ。なんとか言葉の合間に「あのー」とか「えー」とかねじ込んでみるも、こちらが二の句を継ぐ前に相手はもう遥か彼方に行っている。手ごわい。


しかし、瞬発力と持久力にはトレードオフがあるもの。我慢していると、相手の言葉に間が開き始めた。ので「今、忙しいので」といってお引き取り願った。


どうでもいいが、いくら断られるのを防げたって、言ってる事が聞き取れないようでは何やってるんだかわからんよなあ。