海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

GWといえば

関東圏に住むヨメサンの兄姉家族と三番瀬日の出干潟に出かける。いわゆる潮干狩り。とはいえ、薄皮一枚ほどしか狩猟本能を持ち合わせていない当方、初めて訪れる泥場に怯えまくる子供をずっと抱いていただけだったが。そもそも私は岩場でミナ獲りはしたことがあっても潮干狩りなるものは生まれてはじめて。

強風かつ今にも雨が降りだしそうというコンディションにも関わらず干潟にはたくさんの人が出ていて、中に真っ白な粉を詰めた2リットル入りのペットボトルを持っている人がいる。何をするのかと眺めていたら、泥を掘り返しては穴を見つけてペットボトルの粉をたっぷりふりかけるのである。しばらくすると穴から薄い黄土色の柱がにょきっと立ち上がるので、その人はさっと柱の根元に手をやって全体を引き抜く。マテガイである。白い粉は塩。そんな風にして獲るなんて全く知らなかったよ。しかしあんなに塩を投入してマテガイ以外の生物に影響しないのだろうか?

で、私たちはと言うとシオフキガイばかり獲れ、ゆがいて食べた。