海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

会議漬け

会議4連荘。午後1時から7時半まで途切れ無し。論文一本と本一冊を片づけるもさすがにぐったり。

今日読んだのは「クモの巣と網の不思議―多様な網とクモの面白い生活」池田ら著、ISBN:4902254026。中身はタイトル通りの一般向けで気楽に読める本。中に私の研究のことも少し触れられていて、会議室の片隅で小さく赤面。どうも私は自分の研究を人に知らせることに恥ずかしさを覚える傾向があって今回その反応が出たようだ。しかしお給料をもらえるようになってからそのあたりは克服できて、研究成果を広く一般に知らせる事は必要だなあと思うようにもなった。なので今回のように一般向けの本で取り上げてもらえるのは嬉しかったりする。

しかし宣伝が苦手ってのはこの虚学冬の時代に不利である。でもだからってギラギラ自己アピールしなくちゃならないんじゃあ何のためにこの道に入ったかさっぱりわからない。そういう熱くるしい生き方から降りて地味にやれるところはないものかね。