海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

標本にする欲望

kensuke_nakata2004-05-15

午前中ヨメサンが髪を切りに行くと言うので子供の面倒を見る。しかしたいそう機嫌が悪いので寝かせようと思ってだっこするも敵は手ごわい。泣く泣く泣く泣く。当方ついに音をあげてだっこしたまま布団にごろんとなってお腹の上に乗せると、横になるのは強力なものでうとうとしはじめる。しめしめとばかりに横に回転して子供を下ろそうとするとぎゅーって首に抱きついてきて離さないのである。こういうことをされるとうっかり「もうこのまま一生大きくならないでよい」などと不埒な事を思ったりする。

午後になって近くの川に散歩に出かける。クサガメを見つけたのだが人馴れした個体でこちらの目の前でガシガシとカワニナを食っていた。歩いていくと水が涸れていて川岸に穴が空いているなあと思っていたら目の前を茶色い毛のかたまりがすっ飛んでいった。手のひらほども大きくて丸っこかったのだけどドブネズミか?さらに歩いていくと川が暗渠化していたので引き返したらナミテントウが交尾していた。しかしこの川、思ったよりずっと生物相が単純なことだ。