海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

犬笛

長崎で採ってきたゴミグモのうち、実験が済んだ個体を宅急便で長崎に送り返す。友人に採集場所に返してもらおうという手はず。たかがクモにそこまで手間をかけなくてもという人もいるだろうが、長崎産の個体を東京で放逐するわけにもいかないし、かといって必要もなく殺して標本にするのも忍びない。なので、朝一時間半ほどクモのパッキングに要した時間は私的には無為なものではないのです。

どうでもいいけど生態学というのは野外の生物を採ってはサンプル瓶に放り込む事から成り立っているようなところがあって、そのような手法を極力避けようとすると、できる研究が非常に限られてくる。まったく悩ましい。つまらない野心のために生き物を犠牲にしたくないし。。。

話は変わって、ウチの子の現在のお気に入りはパトカー。散歩中にパトカーが通りすぎようものなら「パトゥ!パトゥ!」と賑やかである。家にいても、音が聞こえてくるだけで大騒ぎ。ピーポーピーポーでも「パトゥ!」なのはご愛嬌。

そんなウチの子だけど、ときどき何でもないときに「パトゥ!」と叫ぶことがあって「おやおや間違った?」とか言っていると、そのうちパトカーの音が聞こえてくることしばしば。スーパーマンなみに耳が良いのか、はたまた超音波領域が聞こえているのか。