海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ミッキーとゲロソラックスの間に

今日はウチの子少し遅れた1歳半検診である。その中のテストで、みかん、ネコ、靴、ブランコとミッキーマウスが一枚の絵に描かれた紙を見せられて、「みかんはどれ?」とか「ネコはどれ?」とか尋ねて指ささせるというのがあったらしい。ヨメサン曰く、ウチの子ちゃんと聞かれたもの全部答えられてオリコウちゃんだったらしいが、そんな事が言いたいのじゃない。

みかんやネコがわかるかどうか確かめるのは良いよ。普通名詞になってるものだもの。でもミッキーマウスってどうなのよ。ゲロソラックスだったらどうなの?

つまり、一企業のキャラクターに過ぎない(しかも、あこぎな著作権ビジネスの象徴的存在である)ミッキーを、世の子供は知っているという事が前提になっているわけだ。いつからこんな世の中になってしまったのやら。「あらー、ミッキーわかるのぉ。えらいわねー」とか係の人に言われてヘラヘラしている場合じゃない。

どうでもいいが、昨日住居地の選管から選挙の入場券が届いた。あれ?でもまだ私はこちらに住んで三ヶ月になっていないので選挙権は長崎にあるはずで、そもそもこないだの土曜日に遠隔地投票したばかりじゃないか。まさか二重投票できるのだろうかドキドキと思いながら尋ねてみると、どうもこの市では参議院選挙と同時に市長選挙があって、市長選挙の選挙人名簿は参議院選挙の選挙人名簿の10日ほど後に作られている。私ら一家はまさにその間に転入してきたために、市長選の選挙権だけはあるということらしい。で、入場券は両方の選挙の内容が印刷されていて、参議院の方を消し損ねたということのようだ。

「もししれっと投票を試みたらどうなっていたでしょうか?」と選管の人に聞いたら、「実際の投票の時には手作業で名簿と付き合わせるから弾かれていただろう」との事。まあそうだろうけど、でも、もしそこでもう一つ手違いがあればと思うと、二重投票まで後一歩だったのかもしれない。