海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

我が子ゾンビと化す

昨日書きわすれたのだけど、動物行動の映像データベースでスタッフによるコラムの連載を始めた。データ件数も170件を超えて、そろそろスタッフ側でも全てを把握しにくくなってきている。見る人にはなおさらだろうと思われるので、埋もれてしまいがちな映像を毎週一つ掘り出しては雑文をつけて紹介していこうと言う試み。とりあえず毎週金曜日更新ということで、お暇な方はどうぞ見てやってください。

で、今日なのだが、今週ヨメサンが「神社の池でアカミミガメの求愛行動を何度も見た」と言うので、家族で散歩がてらビデオカメラを持って撮影に出かけた。ついた時は、まったくそぶりもなかったのに、どこかの人がやってきて餌をまき始めると突然そこかしこで求愛が始まると言う不思議。そんなわけで撮影成功したのでデータベースに登録した。

で夕方、眠たくなったのか子供がヨメサンにまとわりつく。ヨメサンそれがイヤだと見えて私に子供を連れて散歩に行けと命ずるので、学校まで行くことにした。快調に歩いていたのだが、校門を目の前にして子供が突然「もう帰る」と言い出した。まあ、それならということで手を繋いで帰り始めたのだが、どうも子供の足下が覚束ない。そうこうしているうちに、突然かくっと腰が砕けてへたり込みかけ、かろうじて繋いだ手で支えられること数度。はてはてと子供の顔を覗き込むと、もう目はうつろで何も見えていない。どうも寝ながら歩いているようである。人間のこんな状態初めて見た。

しかしそんな状態で100メートル以上歩き続けたんだから、我が子も頼もしいのだかなんなんだか。