海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

E-ラーニング

今日から通常業務。早速会議が1時から5時まで。残りの時間は行動学会のホームページ更新と動物行動の映像データベースの一部データの英語化作業の側面支援でつぶれる。はっ。自分のレターボックスを見に行くのさえ忘れてる。

会議の中で英語のE-ラーニング教材のデモを見る。お恥ずかしながらこの手のものを目にするのは初めて。目眩くような効果的な教材にクラクラして、うっかり私も受講したいと思ってしまった。一列に並んで規格化された高質な情報を効率良く頭にたたき込んでいくのだから、効果は絶大なのだろう。昔見た科学の進歩の絵図。What a beautiful world this will be.

でも、それってつまりみんなで手早くロボットになろうってことなのかもしれないと少し思い直す。もちろん人は自ら効率的に外国語を習得したいと望んでいるのだろうから、それはそれでかまわないのだけど、でも、未来絵図には他のものも書かれていて、例えば万能携帯翻訳機が先に出来ていればこんなことをする必要もなかったろうにとも思う。

効率的に情報をたたき込むのではなく、迷路の中をさ迷いながら知識を発見していくようなE-ラーニングってあるのだろうか?