海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

天一中毒

年度も変わり、気分新たにいっちょクモでも採りに行こうと出かけてみたら、ボウズ。幸先ワルー。ちょっと前に見に行った時はたくさん出てたのに、ここ数日寒かったのが原因だろうか。

と言う事で半日ほどフイにした昼過ぎ。ヨメサンが「幼稚園の入園式に着る服が無いわ。今から買いに行くわよ」という。なんか浮ついた事言ってるなあと思ったものの、本能的にここは高圧的に出るべきではないと思って、言われるままにみんなで吉祥寺に出かけてみた。子供遊ばせコーナーで私が子守をしている間にヨメサンが物色するのだが、すぐに帰ってきて「欲しい服は三万円もする。たかが1、2時間のためにそんなお金は出せないわ」と。ふふふ。日頃のつましい生活のおかげで金銭感覚が地に足ついてきているようで、悦ばしい限り。

そんなヨメサンは寝かしつけで沈没。しょうがないから南大沢のスーパーレイトで「ナイト・ウォッチ」。子供は大事にしなさい、という話。実は一昨日「ナルニア国物語」に行っているので三夜連続だったりする。なんか独身みたいだ。

で、南大沢からの帰り道、ついうっかり天一が開いているのを発見。天一。祝福になるのか呪いになるのか人によって違うが、京都で暮らした人間にとってそれは避けては通れないもの。思えば長い事食べてないなあと頭をよぎったのが運の尽きで、お腹も減ってないのに気が付くと車はUターンして「こってりの並」とか言っている私。ああ、この発声をするのも何年ぶりだろう。で案の定、今は食べなきゃ良かったと後悔しているのであるが、それにしても噂に聞く通り、京都とは少し味が違っていた。スープの後味がなんかすっきりしてる。なんか物足りない(←ちっとも懲りてない)。