海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

クリスマスもね

どうでもいい話だが、今年から子供が誕生日だからと言って何かを買い与えたりするのはやめにした。

去年あたりから知恵が付いてきた上の子は「おもちゃを買ってもらえるから誕生日が嬉しい」てな事を言うようになってきた。私としてはどうもそれは主客が転倒している気がする。嬉しいが先にあって、贈り物は後からついてくるんじゃないのか?と。

でも、よくよく考えてみると、子供の誕生日がめでたいのは「よくここまで成長した」と感じる親にとってだけなのであって、子供にしてみれば別に他の日と変わりのないただの一日だ。だから嬉しい気持ちが先に来ないのも当然と言える。いわれの無い非難を浴びせて済まぬ>ウチの子

そういう意味で言うと、誕生日にプレゼントを買い与えるのは単に親の都合なのだ。子供をダシにして自分の消費欲を満たしていると言う。一方、この行為を繰り返す中で、子供の中で「物を買う事」と「喜ばしい事」が結びついていく。ここにおいて「ちょっと待てよ」と思ったと言うわけ。これだけ物に溢れかえった世界の中で、これ以上何かを買う事の動機付けを子供に与えてどうしようというのか?と、そういう疑問だ。

このような事をヨメサンに話してみたら、最初はなかなか理解してもらえなかったのだけど、何度か説明しているうちに同意してもらえるようになった。ということで我が家ではプレゼントが廃止されたというわけ。

日々ジジババなどからなんやかんやと物をもらいまくっている子供にとって、誕生日だからと言ってもらえるプレゼントが、昔ほどの格別の意味があるとは限らない。だったら家の中を飾り付けたり、晩ご飯をいつもよりちょっとご馳走にしたりとかでお祝いとしては十分なんじゃなかろうか、と思ったりしている。