海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

難しいさじ加減

学期末である。1日かけてレポートを読む。今年は口を酸っぱくして「コピペレポートを一度でも出したら不可をつけるよ」と言ったので、そういうのは全体の1割ほどにまで低下した。がんばったよオッカサン。

それにしても現下の状況においては、100%性善説にたっての授業運営をすると食い物にされるのは明らかである。で、どこかで性悪説的立場から防衛しなくてはならないのだが、レポート評価にして受け取りを授業時間内に行うことは、講義中の雰囲気を悪くしてしまう。試験評価にするのは、それを講義時間外に弾き出すということ。総合的に考えると、後者の方がまだしもましだろうというのが今年が終わった時点での判断。

と言う事で来年は試験評価に戻す事にした。時間割が5時間目から3時間目に戻るという話だったので、受講者数爆発への対策にもなるし、、、と思っていたら、最近時間割が更に組み変わって、やっぱり5時間目に開かれることになったらしい。。。これは、来年は受講者激減だ。やりやすくなってありがたい反面、少し寂しい気持ちもしないでもない。

昨夜、3月の学会で話すネタの新しくて素敵な説明を寝床で思いついた。central place foragerのforaging territoryの形状に与える捕食者の影響に関してである。で、今日は、その説明が本当に成り立つかどうかを期待いっぱいで解析してみたところ、全く当て外れだということがわかった。まあよくあることだ。

久し振りに動物行動の映像データベースのコラムの穴埋めをした。