海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

糠喜びに御用心

朝研究室に着くと、Mぺさんに投稿してもらっていた共著論文の結果が返ってきたとメールが来ていた。この手のメールを読むときはいつもドキドキするものだけれど、自分が第一著者でないときは、そのドキドキ度合いは大きく軽減されてありがたい(今作のように、限りなく第一著者に近い第二著者であってもこの点は変わらない)。どんな結果にせよドキドキするのは寿命が縮む思いだからね。

で、中を読む。こ、こ、これは、、、いくつか軽微な修正点はあるもののそれを直せばアクセプトしてもらえそうな雰囲気だ!くー、うれしい。このネタに取り組み出したのは、2001年だったか2002年だったかで、日記を書きはじめるより前であるからして、ずいぶん時間がかかっていて、その間、確か既に4回リジェクトされていて(そのうち一回はリバイスもした後で)、まあ難産している。しかし、この苦労も後少しで終わりそうだ。ちょっとくらい喜んでもバチは当たるまい。

それはともかく、手がかかる子供ほど愛らしいということがあるけれども、論文の場合「これはちょっと発想がユニークで面白いぞ」という自己評価をしているネタは難産になりがちな気がする。