海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

私を神戸に連れてって

最終日。午前中は講義して、午後はレポートを書いてもらって終了。いやしかし、今回はやってて気持ちの良い講義だった。反応の良い少人数の学生さんたちと対話しながら、というのは素晴らしい。あと、女子が多かったのもポイント高い。8割女性の教室なんて、短大で非常勤やって以来。言わせてもらえば、私は女子学生の多いクラスが好きだ。経験的に言って、真面目で活発な人が多いから。で、全部終わって、帰りかけている学生に「他に講義無いんですか?」と言われる。「僕は非常勤だからねー」と答えたら、「来年は無いんですか?」と更に聞かれたので「この講義はいろんな分野の人を年替わりで呼んできて話をしてもらうのが本旨らしいので、来年は別の人が来るんだと思うよ」と答える。「来年もやってくださいよ」というので「面白かったのなら、先生にそう言って、また次も呼べ、ってアピールしておいて」と返事。してみると、学生の受けも良かったようだ。一安心。

それにしても、最近は講義するたびに心が削られていく感を持つことが多くて、そのうち削れてなくなっちゃうんじゃないかと思う事もあったのだけど、まだまだこのような場も存在しているのだということがわかって、生き返った感ですよ。もし次の機会があるのなら、何を置いても飛んでいきます。

で、呼んでくれた先生の部屋に移動して昼間っからビールで打ち上げ。更に夕方から六甲道の寿司屋になだれ込んで、研究の話やら教育の話やら大学の行く道の話やらを喋る喋る喋る。常日頃から自分が少数派である事を自覚させられる事が多くって、たまに自分が間違ってるんじゃないかと思ったりする事があるので、自分と同じように考えておられる先生が他にもいることがわかると、とっても勇気づけられるのよ。

ということで、一週間の神戸滞在も終わり。新幹線で帰ってくる。いや、神戸素晴らしい。ほんと。