朝から農工大に。農場を自分のところだけでなく近隣の大学の教育研究にも使ってもらうことでその必要性を上にアピールしたいとのこと、歩いて20分の距離にあるウチに話を持ちかけてこられたのだな。で、ウチでそういう話に乗れるのはまずは私なので、どんな可能性があるかを相談しにいったという。私的には、本職に繋がらない活動が拡大して行く事に危惧の念を感じないでも無いのだけれど、かといって無駄撲滅とか言い出すと自分の存在意義から掘り崩すことになるので、それは言わない。こういう経験も腹の中に飼っておけば、いつか役立つかもしれないし。っていうか単純に楽しそう、というただそれだけで十分だな。
農場のおかれている状況などいろいろ伺ったのだけど、去年一年の生産物販売で2000万以上売り上げたというのが一番興味深かった。販売は職員さんだけでやっているらしく、ウチの経営関係をやっている人たちが入ってマーケティングやら販売の実習をすることで関わるのもありなんじゃないかと思ったり。いずれにせよ、これまでと違う活動をさせられるのは当事者にとっては大変だろうけれども、全体として見ると活気が出て賑わいにつながっていく面もあるだろう。新しいことに自由に当たれる環境はそれはそれでうらやましい。
