海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

特効薬は詰将棋

再来週、街の子供将棋大会に出る子供らを特訓したり、ついでにヨメサンも特訓したり。初心者の将棋と言うと、王を追うより相手の駒を取ることばかり優先されてしまうものだけれども、上の子の場合、それに加えて駒損になるような交換をビタ1文やりたくないらしい。わずかといえども損は耐えられないらしい。「損して得とれ」とか「肉を切らせて骨を断つ」とか、横で父親が精神論をやいのやいの言ったとしても、短期的な利益追求が全てだと信じ込んでいる上の子の資本主義社会における市民マインドはいささかも揺るがず、かくしてもういつでも決着が着くはずの局面は膠着状態に陥るのが常なのである。ちなみに、上の子は将棋よりもチェスの方が面白いという。さもありなん。