ちゅうわけで採点。自然選択の話をした時に、社会との関わりと絡めて、「世の中にはID説なんてのもあるから気をつけてね」てな事を言っているわけだけど、今回の試験で自然選択の何たるかの説明を課したら、少なからぬ人がID説を可能性の一つとして挙げていてのけぞる。前任校でも同じ話をしていたのに、こんな現象はついぞ見られなかったので不思議。今のところが宗教系だから（といっても仏教だが）？まさか。
そうだ。今回時間がたらなくてスパゲッティモンスターの事を省略したから、それで誤解が生じたに違いない。そうに違いないのだ。
ウチの子の学校では4年生の時に1/2成人式というのをやるらしい。どんな大人になりたいか作文して読み上げるんだとか。お母さんみたいな優しい人になりたい、とか、お父さんみたいな仕事のできる人になりたい、とか続出するそうな。なんか自分の10才の頃と比べてみて、どうもリアリティがないんやなあ。みんな大人の願望演じてるだけじゃないの？
しかし今の小学校の微妙な気持ち悪さよ。私だったらそんな作文させられた日にゃあ「退職金減額を前に早めに退職する先生を無責任だとか非難するような、自分の事を棚に上げて他人に犠牲を強いる事ばかりかまびすしい大人にはならないようにしたいと思います」とか書いて先生に指導を受けるに違いないよ。で、「自分の将来なんだから自分の思った事を書くべきもののはずだ」とか抵抗してややこしい事になっていた事請け合い。
