海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

5月はあけぼのの月

職場の飲み会があって、22時ごろ家に帰ってきてみると、昔日の大帝国から、"I am pleased to inform you that your ゴミグモは餌の取れやすい方向を学習するよ論文 has been accepted for publication in XXXXXXX XXXXXXX subject to minor revision"なるメールがやってきた。ひゃっほう!今回のはかなり苦労させられたのであるよ。こういうネタだと、いつも大変厳しい査読コメントを寄せてくる某氏のところにいく可能性大有りで、そこに行ったら大変だなあと怖れていたら大当たり。なんと原稿よりも長い査読コメントが帰ってきたのであるよ。それでもメジャーリビジョンと言う事だったので(もう一人の査読者は優しくもベタ褒めだった)、ほぼ言われた通りに直して送ったらば、再び原稿よりも長い査読コメントつきでもう一度メジャーリビジョン。で、またこの某氏がとにかく細かい語句の使い方まで大変丁寧に指摘してくれるんだけれども具体的に「こう直せ」とは言ってくれず、非ネイティブな私には英語の微妙なニュアンスの違いを区別する能に欠けるわけで、直してはみるもののこれで良いのかどうかサッパリ判断つかないと言う。という事で、この数ヶ月ずっとサスペンスな状態に置かれた私だったのよ。ともかくこれで長いトンネルを抜けたような気持ち。次は原稿は一応書き上げているけど今回よりももっとややこしい事になりそうなあのネタか、追加で一つデータを取った方がよいかもしれないけれどそれさえあればスムーズに進みそうなあのネタか、どっちにしようかしら。