海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

今日にふさわしい読書

昨日あれだけ寝れば、元気も戻ってくると言うものである。健康って素晴らしい。つうことで今日は月一のオーガニックマーケットの日なので覗きに行く。こんな寒い中大変だよなあと思っていると、一斗缶で焚き火していて、ああこれは冬の日の正しい姿、と思って、お店の人たちとあたりながらだべる。すると湿気た雪が降ってくるので、これは客の特権とばかりに撤退しては、また雪が止むのを待って出撃したり。さて「東芝の悲劇」を読んだ。昨今の東芝の苦境を招いた原因となった歴代の社長について、彼らが何をしてきたか、そしてその意思決定はどのような人格的特徴によってもたらされ、そのような人格的特徴はどのような経験によって形づくられて来たのか、ということを書いた本。まあ、私なんかずっと大学にいるわけで、大学と言うと企業人からの攻撃に曝され続けているわけだけれども、この本なんか読んでみるに、なぜ我々がそんなに攻撃されてるのかよくわからんようになるよね。そんなに皆さん御立派なんですかね?という。よーわからんけど、時間が経つに連れて能力のないものが出世するようになるのは日本的組織の宿痾なんかと思うと暗くなる。まあ、下々のものは、そう言うの気にせず地道にやってくしかないのかね。

東芝の悲劇

東芝の悲劇