海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

怪我の功名

マルゴミグモの実験、後何例か落ち穂拾いを、と思っているのだが、確保しているオスがどんどんと死んでいく。これはまずいのだが、もうシーズンも終わりで補充が取れる見込みはほとんどない。ので、あきらめて店じまいするかどうか考えているところだ。で、今日、教授会が思ったより早く終わったので、さてこの余った時間をどうしようと考えて、読まなきゃいけない書類を読むのに使おうかと思ったのだけど、書類読むのって楽しくないじゃんね。いやだなあ、と思った時に、今から急いで帰る補充のオスを採りに行く時間を確保できるのでは?とピンと来たわけ。いや、もちろんもうシーズンも終わりなわけで、採りに行ったからといって採れるものでもない。はっきり言ってムダに終わると思う。が、採りに行けば書類読まない格好の口実になるじゃんね。もちろんそれはあとで自分の首を絞めるだけなのであるが、けれども今この時に関して言えばとても魅力的な選択肢だ。つうことで、急いで帰る。動機がこうだから、ボウズでもちっともかまわない。採りに帰ったというだけで所与の目的は達成されているのだ。素晴らしい。で、ウキウキと「どうせボウズだしー」と一応行って見たら、なんと一個体見つかった!!すごい、これでしばらくマルゴミグモ実験を続けられる。