海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

倒錯の極み

オンデマンドで授業やってる教養科目は大人数なので、フィードバックというか、オンデマンド動画を見たかどうかの確認に、LMS上で行うテストを使っている。まあ簡単なやつで、動画を見ながらやれば皆さん100点がとれるという想定だ。喩えて言えば、「ガリガリ君が食べている氷菓子の名前は○○○○君です。丸の中を答えてね」みたいな。ところがその想定は見事に裏切られて一定の割合で間違う人が出てくるのね。よっぽどオレの説明が悪いらしい。で、操作ミスをすると回答できないモードになる事も判明。まあここまで来ているし今さらやめられないからこの後も続けるけれども、これちょっと来年もやるのほぼ確定だし、何か手を打つべきかもしれない。と、今日はやっと自分の原稿のリバイスに取り掛かれる。何だかこんなささいなことが嬉しいの。オレもよっぽど弱ってるのよ。

タコ殴られ

今週はすでに三日間大学に言っているにも関わらず、今日も行かなくちゃならない。それがまた30分席を温めるためだけである。つらい。ということで、多分半年ぶりに週4回目の大学行き。で、30分席温めるだけだと思ってたら、自分の関係する案件で突っ込まれて、だけどこっちは突っ込まれるなんて思ってないし、そもそも突っ込まれたって答えられる能力とかないので、立ち往生する。で、なぜ能力もないのに会議に出ているかというと、強いられているからであって、能力のないものを望みもしないのに責任のあるポジションにつけるってのはハラスメントの一種ではないかと思ったり。で、立ち往生したって、自分にはその問題を解決はできないので、仕方ないので諸方に意見を聞いて回る。効率悪いわ。で、どんよりして帰ってきて、某原稿読みの報告を送る。詳しいことは書けないけど、今回結構自分的に衝撃の事実を知る。これまたいつか対処しないとなあ、とさらにどんより。気を取り直して、新聞コラム用の写真の整理をしていて、写っているウニの名前を確認しようとI田大先生にお尋ね申したところ、私の思っていた名前が全然違っていることがわかってさらに落ち込む。オレはもうダメだ。

共有地

そしてまたしんどい木曜日。今日はいつもより5分ほど出発が遅くなったのだが、到着が10分遅くなる。通勤時間帯にはまだ早いはずなのだけど、通行車両が次第に増えてくる時間帯なので、初期の遅れが増幅するという現象が起ってるんだよね。で、そうなると着いたときに1番近い駐車場がもう満車に近い状態になってるの。まだ7時15分とかだぜ。これ以上遅くなると、10分弱歩く遠い駐車場に止めなきゃならなくなって、もうそうなると何やってるんだかわからなくなる。で、これの解決策としては、今よりもっと早い時間に出発することになるんだけど、それって誰のためにもならんよな。まあ私は朝の静かな時間に仕事ができるので捗るから良いけどさ。けど、やっぱバカバカシイよな。

1/4終了

回答動画の作成、昨日のうちに前処理は終らせて、後は小一時間かけて音声を録音するだけなのだ。けど今日は大学に行かなきゃならない。対面授業もあるのだけど、今日は9月の最終日。前期で卒業する学生がいて式があるわけよ。オレ学部長だから出なきゃいけないじゃん。オレの大嫌いなスーツ着用ですよ。この半年やらなくてすんでたのに。。。あれさえ収束しなければ、なんて不謹慎だから言わない。で、対面授業は外でやるので、スーツじゃやりにくい。ので、車でスーツ運んで式の時間だけ着ることにする。ってことは、自宅に構築したマイクシステムも運べるんじゃ?朝7時に大学につけば式のある昼までには録音できて余裕を持って動画を作れるのでは?と思って実行する。そしたら研究室はノイズの塊ですよ。換気扇切って、冷蔵庫を切っても、窓の向こうから対面の建物の空調システムが稼働する低い音が入ってくるじゃん。むかつくー。自宅よりずっとうるさいわ。しゃーないから朝の凛とした空気も断念してきっちり窓を閉めるのだけどそれでも聞こえてくる。よっぽどあきらめようかと思ったけど、そうしたら録音は夜に自宅だ。家族が静かになるのを待たねばならず、何かトラブルが起って動画作成が遅れたら死ぬる。ので、ノイズは受容して録音を始める。と、5分もしないうちにMacProのファンが盛大に回りはじめるじゃないかー。そんな対した作業もしてないのにファン回すなよコラー。で、Macの周りにおいてある物をいろいろどけて空気の流れを良くしたうえで、ファンが回ったら録音を止め冷ましてからまた再開という手順のかかる方法をとって、7時過ぎから2時間ほどかけて一応録音終了。これはダメだな。研究室ではもう音とれないや。つうことで次は昨日引用を入れた原稿の引用文献リストを作る。まだEndnoteに入れてなかったので、ガンガン登録して2時間ほどで完成。ちょっとだけあやふやなところがあって、自宅の文献を見ないと確定できないので、まだ完成じゃない。とかなんとか言ってると卒業式の時間が近づいてくるからドヨンとしながらスーツに着替え会場に。オレ知らんかったけど、この大学でのこういう式は宗教行事でもあるので、数珠使うのね。当然持ってないから知らんふりしてたけどバレてたかしら。終って、とにかく一刻もこの状態には耐えられないのですぐに着替えて授業。終って、新聞コラムを送るべく最後の調整。一度書き上げただけの状態では5-6%ほど文字数が多いので、いつもそれを削る作業をして完成させる。これをやると文章がまた良くなる気がするのよね。で、この作業を二回繰り返して完成。送って帰宅。もう一個の原稿の不明個所を確認してこちらも完成させて送付。月末締め切りの原稿をとりあえず遅らせずに書き上げたぜ。勢いに乗って明日までに、といわれていたミシマ社のゲラも送り返したぜ!

進退窮まる

金曜日に一応書き上げた原稿、書式を整えなきゃいけないので、依頼をもらったときのメールを引っ張り出してくるとフォーマットファイルがある。のでテキストを流し込んでみると、分量的に3割ほど超過してるじゃん。やばいよ。つう事でガシガシ削る。これくらい多いとパラグラフ単位で落とさんといかん。続いて、書いてるときにちゃんとやってなかった引用文献の指定。文献自体は1つのフォルダにまとめてあるので、引用マークをテキストに入れていくだけ。しかしこれをやるとまた分量が肥大するのでさらに削る。幸い、冗長な書き方にしてあったので、削りしろが大きくて助かる。っていうかいっぱい書いたような気がしてたけど水増しだったんだな。何となく書きにくい原稿の時はしばしばある現象だ。で、今日は対面授業があるのでそれを1つやって帰宅。週末に書ききれず、本当は昨日の夜できればと思ってたのに飲みすぎて寝ちゃったので書けてなかった新聞コラムを書く。自分で言うのもなんだが、同じようなネタは既に書いてたところ、上手くそれとは違う装いに落とし込んだよ。ホッと一安心なのだが、忘れてた!木曜日のオンデマンド授業で、掲示板に書き込まれた質問に対する回答動画を作ってなかった!!うわーん今日はもう遅いから明日になるけど、明日も対面授業で大学いかないとだめだよ!!!

フリーライダーに飲み込まれる

編集仕事三件。2つは査読が戻ってきたのを元にデシジョンレターを書くやつ。1つ判断に迷うのがあって、無茶時間かかった。生データまで見ちゃってさ。いやあしかし生データまで見るといろいろわかるね。もう1つはそれほど悩まないですむもの。さらに、過去にリジェクトにして原稿に反論メールが来たのでお返事書き。一般にこういうのは、気持ちはわかるけど、それは無理筋の反論です、というような内容になるのだけど、ともかくこの手の文面を書くのは気を使うわけで、しかし私には気を使うような繊細な英語力はないわけで、四苦八苦しながら書く。と、もう夕方じゃん。今日は高校時代の友人のI井さんに飲みに行こうと誘われていて、迷ったのだけど半年振りに楽しみのためだけに飲みに。まあなんつうか、オレ的には社会全体のためを思って極力活動を控えているのだけど、これだけ世の人が緩んでいては、自分だけが損をしているような気になるわけで、いつまでもこういうのは続けられないのよ。こうして社会は崩壊するのよ、って思うけどさ。いや、飲みに行くのは特別ですよ今日だけ。そしたら、明後日から東京転勤といわれて、そうか来て良かったと思うわけ。で、飲み過ごしてしまい、帰ってくるのが大変だった。酒飲まなくなって弱くなったのかなオレ。

できる子

寝ている間に原稿の方針について腹くくって、そうしたら書けるわけよ。朝一本、午後に一本、夜に一本、合計三本書いたので、当初の予定から一本のビハインドですんだ。やればできる。ところで近所の田んぼのトビイロウンカ被害は猖獗を極めていて、場所によっては1枚ほとんど全滅みたいなところまで出てきた。そして、これまで大丈夫そうだったところにまでツボ枯れが出始めるにいたっては、良くまだウチの田んぼは持ちこたえていると思うわけよ。どうでもいいけど、キンチョール撒いたのはあれ法律違反らしいと学ぶ。いかんなオレ無知で。言い訳しとくと地主さんの指導を受けたのよ。まあでももうしません。ゴメンナサイ。っていうか、その効果で持ちこたえているようには思えないのよね。撒いたっていっても気持ちだけだし。あと稲刈りまで二週間、ここまで来たんだからなんとかがんばって。一方のエダマメだ。夏の猛暑で葉まで枯れて落ちていて、水やりでなんとかしのいだのだけど今のところさやがまったくついていない。通常なら10月上旬に収穫しているのに今年はもうダメかも、と思っていたのだけど、なんかヨメサンと観察すると花のつぼみみたいなのができはじめているじゃないか。これひょっとしてまだ希望を捨てないでいいの?