海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

刺激的な日々

そして今日は某氏からメールをもらって天にも昇る。わあこっちも実現するんだ。かと思うと森田さんから近刊を恵贈いただく。この本は森田さんの去年の日記が内容の重要な部分を占めていて、私はといえば、去年何回も森田さんの活動に参加させてもらって、というか横で遊んでいた関係で、この本に何度か登場させてもらってるのよね。というわけで、なんかちょっと前には想像もしなかったような経験を日々させてもらっている感じ。この歳になって、新しいことをどんどん体験できるのは、幸運な巡り合わせとしか言いようがない。ありがたいありがたい。

 

 

メディア人

朝、来月の私的メインイベントになるはずの某事案について参加者とのスケジュール調整の連絡を投げ合っていると、その近傍からめっちゃ嬉しいオファーが飛び込んできて舞い上がる。わあ。実現するかもなあ、ってちょっと期待してたところがあるんだけど、願いがかなうもんだなあ。と、スケジュール調整も完了。あとは天気だけ。と、いうことで気持ちよくお出かけ。今日は谷四のNHK大阪局まで。来月ラジオ深夜便に出るのでその収録である。8日の夜なのだけど、私がでるのは日が変わった9日の1時頃から。大阪市内に進入するのは2カ月ぶり。電車に乗るのもその時以来だ。まあしかし私もワクチン打って今日で2週間なわけで、だいぶ安心と言えば安心。ということで、せっかくオフィス街だし、と、13時半からスタートのところ、少し早めに谷四まで行ってランチを食べようと思ったわけよ。今、この1年半で一番安全なはずの私だし。で、あらかじめ目星をつけておいた蕎麦屋に12時50分に到着。数人並んでるけど、これなら行けるでしょう。と、案の定13時前には着席でき、すぐに注文。だけどここから長かった。蕎麦が出て来たのは13時17分。この店から大阪局までは650mある。つうことは5分で食べなきゃならん。ということで、慌てて蕎麦と天ぷらをかっこんだ。のであんまり味が分からんかった。ちょっと残念。蕎麦湯も飲めなかったしなあ。で、店を出て小走りにBKへ。受け付けでまっていると中村アナが現れた。なんかラジオ深夜便はアナウンサーさんがほぼほぼ1人で作られているらしく、そのまま超かっこいいスタジオに連れていってもらって、そこで小一時間話した感じ。そのうち録音は35分程度。ほぼほぼ全編使うそうなので、番組では30分強出演することになるでしょう。深夜の登場だけど、番組HPで聞き逃し視聴も1週間できるので、お暇な方はお聞きくださいな。

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未来予想

秋分の日である。今日が学会三日目なのは良い。良くないのは祝日授業だ。ただの祝日授業じゃないよ。楽しい行動学会の裏でやらなきゃいけない祝日授業なのよ。許せんよね。で、さすがに大学に行く気がしないので、自宅で。10時から総会。編集委員会の報告をしなくちゃならないので、議事進行の一番最初にしてもらって、もらった時間の4分をほぼほぼ使って喋った感じ。ビデオ作成スタッフの募集もしたけど、あんまり効果ないだろうなあ。去年今年とオンライン大会になってるのが痛いなあ。で、10時半から授業。英語で科学記事読むやつ。一回目だからどう進めるかのガイダンス。終わってお昼ご飯食べて、13時からもう1つ授業。終わって、さすがにくたびれたので少し放心して、最後のラウンドテーブル。微生物の行動の話はちょっと面白かった。ということで行動学会終わり。オンラインとはいえ年に一度のとっても楽しい時間が、完全に日常業務と平行してたのは腹ふくるる思い。なまじオンラインだからできちゃうのが辛いわ。いやしかし、やっぱり発表自体はオンラインのほうが良い。こちらの方が断然わかりやすい。ので、前も主張したけど、今後学会が対面に戻ったとしても、会場には休憩室だけ用意しておいて、発表は全部オンラインで見れるようにすべきよね。一度やってみて、それでもどのくらい現地に来るか試してみようよ。あー、でも、大学の授業の経験からすると、ほとんどの人は来ないかもな。まあそうなったらそれはそれでいいよ。これまでが間違ってたってことなんだから。

ワープ

学会二日目。なのに今日も授業と教授会があるという。しかも教授会が対面だと来た。せっかく緊急事態宣言中で貴重なオンライン会議の機会なのに対面とはこれいかに。しかたないので今日も5時台に起きて大学へ。またもや朝にポスター読む。S田さんのニホンザルのオスのライフヒストリー発表を読んで感動する。これだよもっと研究なんて自由で良いんだよ、と思った。で、口頭発表に。いつも大好きマッドサイエンティストK田さんの話だけど、今回のちゃぶ台返しにはちょっとおいてけぼりにされた。もうちょっと詳しく内容を検討したいので、論文早く出してほしい。で、3時間目やって会議。今日は3つで、自分が主催のはサクッと終わらせ、次の対面でやらなきゃいけないのは、私は始まって早々参加権限が無いので退出させられて隣室で終わるのを待つ。あれ?ってことはこの会議だけ対面にしてもらえれば、関係ない人はオンラインでできたのでは?むう。で、待ってる間ラウンドテーブルを聞くのだけど、なんかこれ違うんでは?と思った。ひょっとしたら最後まで聞いたら意味がわかるのかもしれないけど、その前にまた会議に戻らなきゃいけないので、本当はどうなのかわからない。で、16時15分に会議に戻ったのだけど、オンライン懇親会が18時からで、研究室で飲むわけにいかないのでウチに帰らねばならず、つうことはこの会議を17時くらいには終わらせないと間に合わない。ということで、自分の関与するところは極力切り詰めて、ギリ終わらせたぜベイべー、さあ帰るべと思ったのに、そこでなんか要らんことを話し出す人がいて、久しぶりの対面だから嬉しいのか大勢の人が喋り出して、終わりそうになくなってきたので、こりゃかなわんので議長に「今学会なので」といって早引けする。自分が主催でなくて幸いだった。っていうか、げに度し難きは喋りたがる大学教員。つうことで高速のって飛ばして帰宅し機材のセッティングをしたらちょうど開始時間。SpatialChatだ。80人ほどの人が集っていて、この規模でSpatialChat使うのは初めてで、これこそ本領発揮だな。楽しくいろんな人のところを遊弋して喋り倒した。度し難きは私。これ、サイドバーにでる参加者リストから話したい人見つけて名前クリックしたら、アバターがそこに瞬間移動するのね。べんりー。けど自分を見失うのよね。楽しかったわー。S田さんにも今回の発表がいかに素晴らしかったかという感動を訴えることができた。しかし、あの人とかこの人とか来てたら良いのにな、という人が何人かいなかったのは残念。

重ね合わせ

ありえないことだが今日から後期の授業が始まる。そして、あろうことか今日からオンライン行動学会も始まるのである。で、今日の授業は2回生の少人数科目で、Zoomなんだけど、まさか教室に来る人がいてはいかんと思って大学に行くことにしたわけよ。午後の学会の編集委員会等の会議も研究室でやったほうが良いかなとも思ったし。というわけで、久々に5時台に起きて7時に研究室入り。授業を含む日常生活を営む中での学会なので、もう早朝くらいしかポスターを読む時間がない。ので、最初からせっせと読んでいく。1/3くらい読んだところで授業の時間になるのでZoomに。一回目だから参加者に自己紹介してもらって終わる。割と参加者同士の会話が起こったので、良い感じ。午後は学会の編集委員会。またもやZoom。オンライン会議は出席率が良くなっていいね。っていうか、冷静に考えれば、別にこれ授業のある日に平行してやることもなかったかな。なんか対面の時のやり方を引きずってるのかもなオレも。たいした議案もないのでサクッと終わらせようと思っていたのだけど、そこに重たい話題をフロアから投げられて、結局時間いっぱい議論した。そして今度は運営委員会。こちらもほぼ時間いっぱい。こないだ思った、ウェビナーの発達に伴い、学会の立ち位置が危うくなっているんじゃないか?これまでと同じようなことをしていては衰退するだけでは?ということについて訴えてみた。終わって少しラウンドテーブルを聞いてから帰ってくる。晩ご飯を食べて、またポスターを読むと言うね。なんか、通常業務と学会の平行は頭の切り替えも難しいしくたびれるわ。

首の皮一枚

昨日ヨメサンがワクチンの2回目を打って、熱は出ないのだけど頭が痛いと言う。熱が出ないだけ私より軽いんじゃないかと思うけれども、とにかくだるいというので、それはかわいそうだから主夫と化す私。しかし、水曜日の会議のための資料を作ったり、某対談の文字起し原稿をチェックしたりもする。そんなこんなしていると夜、ジャガイモの国から動画が2つ送られてくる。わあこれはジャーエソの論文紹介動画じゃないか。明日から行動学会で、例年よりずいぶん早いスケジュールのために、この論文紹介動画は製作が間に合わないとあきらめていたところ、ギリギリのタイミングで2本完成したということである。いや、実はすっかり動画製作のことを忘れていて、製作チームに状況を聞くこともせず、はっと気がついたのが一週間前。もう、今さらどうですか?とか聞けないので、みんなオレが悪いって言って今年はできてませーん、って謝ろうと思っていたのであるよ。それが、これで、一応カッコがつくよ!!ありがとうございます!!もうめっちゃ頼りになります。

復習

澤田さんの話になるとドレイの事がつきまとうのだが、私は椎名誠のことは良く知らないので、何を読めばいいのやらと思っていたらば、友人から「あやしい探検隊北へ」だと教えてもらった。つうことで、はせしょに行って取り寄せてもらおうと思ったら絶版というじゃないか。むう。だが便利だねえ電子出版。ちゃんとあるじゃんね。つうことでサクッと買って読む。なるほどこれは昭和の若者宿みたいなものであるなあ。今どきはこういうのなかなか成立しないものであるが、でも、これって人間の自然な社会構造的に言うと、なしでやってけるものなのかねえとも思ったりする。いや、アホなことをするのだけが若者宿ではないと思うけれども。っていうか、こういうのって男のものだよね。そういう意味でもなんか人間の自然状態と関係しているものなんだろうね、とか思った。私だって、学生時代の映画サークルとか大学院の研究室暮らしとか、そういう種類のものだったのだろうと今になると思うわね。