海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

アリー・myラブ

FOXチャンネルアリー・myラブの第一シーズン1回目をやっている。ここ数年、ヨメサンがNHKで見ていたわけだが、私も横目でなんとなく見ていて「こんな狂騒的なドラマの何が面白いんだか」と思っていた。ところがどうして、今見ているのは面白い。引きつけられる。


驚いたのはこの1回目、アリーのモノローグがいっぱい入っていて、雰囲気がシリアスなこと。思うのだが、この雰囲気と、それを裏切るように時々挿入されるカートゥーン風表現のミスマッチが、見るものをして緊張さしめ画面から目が離せないようにさせるのではなかろうか。字幕で見ているので、役者の演技も直接伝わってシリアス度アップだし。ひょっとして吹き替えも悪いのかもしれん。若村麻由美の声だとちょっと明るすぎるものなあ。


それはともかくとして、目新しいカートゥーン風味だけが評価されたため、作り手がついついバランスを崩していった結果が後半の目も当てられないハチャメチャぶりだったのかもしれない。いやー、原点を見ずに物事を判断してはいけませんな。