海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

メリーポピンズも夢じゃない

朝の連ドラ「てるてる家族」で、落ち込んだ娘を慰めるために岸谷五朗が空港の近くの土手に夜の飛行機を見に行くというシーンがあった。この話の舞台は大阪の池田だから、この空港とは伊丹空港の事で、その場所とは千里川沿いのあの場所の事であろう。そこは滑走路の着陸側末端のすぐ傍で、真上に石を投げたら飛行機のお腹に当たるんじゃないかというくらい近くで着陸シーンを眺める事の出来る場所。ジャンボジェットが着陸すれば強風で飛ばされてしまうんじゃないかと思うくらいの場所だ。


思い起こせば高校生の頃、私はモヤモヤとしたものを腹に抱えながら(その年ごろはそういう状態が普通だ)そこら中を目的も無く自転車でうろつき回っていたある日に、たまたまその場所に行き着いたのだった。で、あまりの光景にモヤモヤなんてすっかり忘れて、ウチに帰ってその感動を妹にまくし立てたもんだった。あの場所に落ち込んだ娘を連れていく岸谷五朗の判断は正しい。カタルシス得られまくり。


そのときは土手の上にたこ焼きの屋台が来ていた事を思い出す。あれだけの光景だから大勢の人が誰かさんを連れて見に来るんだろう。長じて私だって、、


「あんた!誰と行った事思い出してるの!」とヨメサン。ドキーっ。