海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

大家さん

ウチの大家さんは金魚屋さんで、マンションの前に駐車場を挟んで金魚がたくさん飼われている池がある。今日は良い天気だったので、歩けるようになった子供と駐車場の広くなった一角で球蹴りなどして遊んでいたら、途中で子供は金魚の池に目移り。こちらも覗いてみた。


金魚屋さんだけあって、生存競争の面では全く無用なひらひらしたものをつけた金魚がたくさんなのだけど、中には金魚すくいの金魚でいっぱいの池もある。で、白いものが浮いているなって良く見てみたら、死んだ金魚だった。体中生きた金魚につつかれて白い身だけが残っていたと言う。あはれよのう。眺めていたら大家さんがやってきてひとしきり世間話。


そんなウチの大家さんはとってもいい人で、裏の畑もただで貸してくれるし、同じマンションの中で一階から三階に移りたいって言ったときもイヤな顔ひとつしないで引っ越させてくれたし、店子冥利に尽きる。長崎の人はいい人は徹底的にいい人である場合が多いと感じるが、その中でも群を抜いていい人だ。このマンションに住む事になったのはたまたまだけど、世の中にはラッキーな事ってあるんだなあ。