海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

控除って偉大

結局学校に行ってるもんなあ。でも確定申告書を作ってみた。昔何度か還付請求をしたことがあるが、それ以来久しぶり。今年は非常勤講師をしたので二カ所から給与をもらったということで。

で、国税庁のHPに行って確定申告書作成サービスを使ってみたら、なんだか三万円近く払わなくちゃいけない計算になっちゃってどよん。しかし他の先生に「非常勤講師代を雑所得にして経費をばんばんつければいいんですよ」と言われた。で、なるほどと思ってそうしてみたら120円の還付になる。と思っていたらまた別の先生に「非常勤講師代は給与所得だ」と言われる。確かに非常勤講師先からの源泉徴収票には「給与所得の源泉徴収票」とある。でも、その種別は「報償費」である。本務校の票には「給与・賞与」とあって、「むむどちらが正しいんだか、でも雑所得にすればもう払わなくてすむぞ。やはり水は低きにながれるべしか。。」などと思うものの、根が臆病な私はいろいろ調べてみたところ、やはり非常勤講師代は給与所得だという判例(?)があるらしい。

しょぼんと思って、もう一回作り直してよくよく見たら、払い込むべき税金は三万円じゃなくって、三十万円!!!?ひょっとして桁数を読み間違えてた?!もう胃の腑がでんぐり返ってそのまま体を包む込むかと思ったが、何度も何度も説明を読み直して、やっと控除の数々を入力していないことに思い至る。いや、前回作ったときはヨメサンも子供もいなかったし社会保険も払ってなかったしさあ、っていうか、そもそも課税最低限に達してなかったし。控除するべき対象ができたことを喜ぶべし喜ぶべし。

で、もう一回計算し直して、結局3900円払えばよいということに相成る。まあ、これなら我慢できよう。しかし、もしこれ間違ったままで申告してたら、誰も教えてくれないだろうから私は30万払ってたのかしら。なんだか生活のあらゆるところに地雷アリだ。