海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

対岸の火事

所属を移るに当たって、科研費で買った物品の輸送費を科研費から出せると事務が教えてくれた。次の勤務先から出る赴任手当てだけでは輸送費を賄い切れず、自腹を切る必要があるので、機器の分だけでも輸送費を出してもらえるのはありがたい。科研費を残しておいてよかった。

輸送費を使ってもまだ残りがあるので今日は細々した消耗品を買いに行く。私学だからか何だか知らないが、ウチの大学では科研費と言えども消耗品は領収書を取れば立て替え払いできるので、効率的にお金を使えるし自分で動きさえすれば欲しいものが早く手に入る。締めも遅いので三月になってからの突然の出費にも対応できる。ありがたいなあ。国立大学にいた時は、なんて科研費は不便なんだと思っていたけど、不便なのは科研費じゃなくって国立の経理法だったんだな。独法化して少しはましになるのだろうか。私には関係ないけど。

どうでもいいけど、三年前に三万円くらいで買ったインクジェットプリンターヤマダ電機に売りに行ったら、460円だった。まだ機能的には十分使えるものが古いと言うだけでこんなに安くなるって事は、プリンターの生産台数が社会全体の適正値を越えているって事なのかな?

ますますどうでもいいが、そのヤマダ電機でHDレコーダーを眺めていたら、若い男の売り子がやってきて説明しはじめるので、表に掲げてあった「このコピーワンス番組のダビングうんぬんと言うのは何?」と質問してみたら、「HDに撮りためたいくつもの番組を一気にDVDにうつせるかどうかです」と答えてきた。なんだこいつコピーワンスも知らないで商品売りつけるつもりか?と思って「いや、そんなはずはない。コピーワンスってのは地上波デジタルとかで始まる一回しかダビングできない番組の事でしょ」って言ったら「それは長崎ではやってないから大丈夫ですよ」とか言い出す。「私、この春から東京行くんですけど」と(ウソじゃないし)言ってみたら、「コピーワンスってのは番組の事で、レコーダーの機能じゃないから関係ないですっ。それとこの表とは関係ないんですっ!」とか逆ギレしはじめた。なんだか可哀想になったので、それ以上突っ込むのをやめたのだけど、相変わらず質の悪い販売員を置いているなヤマダ電機は。