海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

デジャ・ヴュ

今日は演習の時間でキャンパス内に残された林を歩いてみた。なんでもいいから興味を引かれたものを観察してみなさいと言ったのだが、最初はみんな道にぼーっと突っ立ったまま。仕方がないので、しばらくはこちらが目に付いたものに適当に解説を加えながら歩く。そのうちに少しずつ道草をする人が出始めて、講義時間も半分くらい過ぎたところで、やっと適当に散らばって葉っぱの裏を見てみたり枯れ木をひっくり返したりし始めた。で、オナガが飛んでいたので「ほれ、あそこに尾っぽの長い鳥が」と指さしたら「なんて名前ですか?」と聞かれたので「オナガ」って答えたら「そのまんまやんけ」と見事に突っ込まれた(関西弁じゃなかったと今は思うが、心理的にはそう聞こえた)。そう言えば昔楽器屋で似たような経験を。。。

しかし、長崎にいた頃はおんなじように「適当に観察しなさいね」って言ったら学生さん達即座にぴゅーんって散らばったものだ。この違いってのは大学生活が実習主体の工学系と座学主体の文系の違いなのかしらね。これまでは文系理系って分けるやり方って古くさいのかなあと思わないでもなかったが、どっこい違いは多そうだ。