海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

時すでに遅し

長崎で採ってきたゴミグモ、順応期間を置いて今日から実験開始。東京に来て二ヶ月目にしてやっと仕事らしい事を始める事が出来た。部屋が狭いので15パズルのように飼育ケースをあっちに動かしこっちに動かし作業空間を確保。全個体を、ハナアブを与えるもの、ハナアブを網にかけてクモの捕食行動を引き起こさせるが食べられる前にハナアブを除くもの、コントロールの三グループにわけて操作する。で、作業をしている間に、ひょっとしてもう一つ操作グループを作ればもっと良い研究になるかもしれないと思いつく。しかし、クモは一個体につき一操作にしか使わないつもりだから、個体数が足らない。えー、ひょっとしてそれってもう一回採りに行くって事か?と思い、それも良いような気もしないでもないが面倒くさくもあるし困ったな。どうしたものか。それにしても実験の改善点というのは大概その実験の遂行中に思いつくのだが、これは一体どういう事か?