海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

辛抱辛抱

講義が終わると「この授業はテストですか?レポートですか?」と質問しに来る学生が必ずいる。シラバスに「レポートで評価」って書いてあるのになあ。それから「レポート課題はいつ出されるのですか?」とか聞いてくる学生もいる。講義では出席を取ってないわけで、「そんなことを教えてしまったら、あなたは十中八九出てこなくなるでしょう?」と言いたい気持ちをぐっと抑えて「まだ何も決めてませんよ」と空しい笑みを浮かべる私。

今日はずばり「レポートの課題は何ですか?」と聞いてきた学生がいて、「まだ何も出してませんよ」と答えた。すると彼は「え?先週課題を出したって聞いたから」と悪びれもせず言う。さすがの私もムッとして「君、つまりそれは先週の授業に出てこなかったって事やろ?なあ、それで堂々と聞きに来るわけ?」と問うたら、その学生返事もせずふてくされたように歩き去った。

というわけで、6月くらいになると講義の疲労がたまってくるのである。すると俄然逃避したくなって、昨日から始めたデータ起こしに取り組む。これが逃避になっているかどうかは問うまい。今日は40秒ほどの映像からデータを起こした。たった40秒というなかれ。各フレームの中のクモの位置を手作業で落としていくのだ。一秒30フレームだから、1200枚の画像だ。

どうでもいいが、近所の奥さんがカラス二匹に左右から挟み撃ちにあったとか。どうもヨメサンの友達には鳥に襲われる人が多い。で、その奥さんが昨日ヨメサンに「今年はカラスが凶暴化していて、子猫とか子豚とかが襲われているのよー」と語ったそうな。だから私が襲われたのも不思議ではない、と言いたかったらしい。というか子豚だってぇ?