海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ダブルスタンダード

大人が前夜どんなに夜更かししても、ウチの子は明るくなれば容赦なく起きて腹が減ったと泣くのである。というわけで今日は寝不足。午前に実験して帰ってきてからは昼寝しながらひたすらグダグダ。

子供といえば、合計特殊出生率が1.29に下がり、東京だけに限れば1を切ったそうで。こちらは産婦人科が少ないらしいし、出産費用もヨメサンの実家の5割り増しらしいし、幼稚園へ入れると月3万かかってそれだけ払ってもしまじろうのビデオを見させられるところもあると聞くしで、経済効率を追及しようとすると子供を産めなくなることはよーく理解できる。

しかしそうやって考えてみると、少子化の問題点として日本経済の活力が下がる事をあげる向きがいるけれど、それは少し一貫性に欠ける態度じゃないか?つまり、このご時世お金より大事なものがあると考える人でないと子供を持つのはなかなか難しく(ウチの場合はただぼんやりしていたから子供を持てたのだけど)、少子化を避けようと思えば、このような価値観を持つ人を増やす必要があることになる。しかるに経済の観点から少子化を問題視する人は、自分ではお金が大事だと思っているくせに、繁殖世代にはお金より大事なものがあるという価値観を持ってもらいたいと思ってる事になるんじゃないかしらね。