海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ファインマン擬態

私は自然科学な人なので、若いキャピキャピした娘さんが「ウッソー」っていう場面で「ご冗談でしょう、ファインマンさん」とつい口にしてしまう。で、このセリフを何度も何度も聞かされているうちにヨメサンが「いったいファインマンさんとは何者ぞ?」と思うようになったそんな日曜日、図書館に出かける。

それがウチから一番近い公立図書館というのは隣の市のもので、私の市の住人には借りる資格がない。ところが、その市に勤め先がある人はオッケーで、私の大学は二つの市にまたがっており代表住所は隣の市になっている。というわけで、私が利用者証を作ってヨメサンが借りるという手法を取る。

で、ヨメサンの先手を打って物理のコーナーを眺めてみると、あるわあるわ「ファインマンさん」が題に入っている本。ところが良く見てみたら著者がR.P. ファインマンであるものは一冊しかなかった。「ファインマンさん」は、かくも販売力のある語だったか。