海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

続・助産婦見習い

妹一家が赤ちゃんを見に来た。30キロの道のりが車で3時間だったというのはともかくとして、妹が「あんたの日記を読んだけど、助産婦見習いさんがつくと夢のようなお産ができるってのは、もう常識」と言われた。どうも巷ではそういうことになっているらしい。で、

「あたしだってお産の時はみんなから見習いさんがつくと良いわねえと言われたのよ。実際ついてくれたんでラッキーって思ったら、ホントに見習い始めたところだったみたいで頼りなかったんやけどな」

イマイチ言いたい事が良くわからんぞ、妹よ。


どうでもいいが、妹一家が来るまで科研費の申請書書きをしようと思って大学に自転車で行ったら、いつも使う門のところに学祭のスタッフがいて「この門は入れないので正門に回ってください」と言われた。しかたがないので「がーん」と言って自転車を走らせたのだけど、実を言うと「あー、あー、わしは教員なんだがね、そこに見えてる自転車置き場に置くだけだから入れてくれんかね」とゴネてやろうかと一瞬だけ思ったのであった。私も知らず知らずのうちに権威を振りかざす病に冒されてしまったのかもしれないと怖くなって、やっぱり初心は忘れてはいけないと心を新たにした。