海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

編集としてのお仕事

今日は一日デスクワーク。たまりにたまっていた裏庭企画の原稿を読み、それとは別の原稿を読んでくれる候補を探してネットサーフィン。。というか、Google Scholarサーフィン。で、それにまつわる連絡メールを多数書く。てなことやっていると、農文研の営業の方がやって来て、田んぼビオトープに関する新刊本を紹介されたので、言われるがまま購入。次第に良いカモ化している気がしないでもないが、私は売り気のない営業さんに弱いのである。それはともかく、また別の原稿の件で催促のメールも出さなきゃいかん。この編集と言う仕事は、また別の意味で中間流通業だが、最終消費者の動向を直で見れないと言う点で、大学の授業と比べると、問屋的であると思うわけだが、これは我ながら全くどうでもいい言明である。


昨日のサムライアリの興奮冷めやらぬヨメサンは「日本で見る事のできる最もスペクタクルなアリの生態を見た」などと今日も言う。「まるでロード・オブ・ザ・リングのオークの大軍のようだった」とも。確かに、私も小学生の頃、実家の庭で初めてサムライアリの行軍を見た時は、それとは全く知らなかったにも関わらず「これはアリの戦争だ!」と正しく理解できたのである。一寸の虫の持つ見事なエモーションの表現である。いや、エモーションは見る側の心の内にあるのだけれど。