海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

私より良い昼食

給食費払わぬ親たち お金あっても「頼んだ覚えない」


家計にゆとりがあるのに給食費を払わない保護者が増えている。あまりの悪質ぶりに、法的措置を取る自治体が相次ぐ。未納分を学校側が立て替えたり、給食の質や量を下げて対応している事実は、教育界では“公然の秘密”。生活保護に上積みされた給食費を別の出費に流用する保護者もいるほどで、きちんと払っている保護者や教職員たちから非難の声が上がっている。(池田証志)

 「高級外車を乗り回し、携帯電話に何万円も払っているのに、給食費は払わない保護者がいる」。文部科学省にはこんな報告が相次いで寄せられている。外車に乗るような世帯だけではない。国や自治体は所得により生活保護給食費分を上乗せして支給しているが、それでも給食費を滞納する保護者も多いという。
(中略)
自治体は、徴収員の配置やプリペイド方式の採用など“あの手この手”で踏み倒し防止に躍起だが、滞納する保護者の多くが「義務教育だから払いたくない」の一点張り。なかには「給食を出せと頼んだ覚えはない!」「給食を止められるものなら止めてみろ!」などとすごむ保護者もいるという。

 東京都内のある中学では、1人当たりの給食の予算は1日280円だったが、260円分に抑えざるを得なくなった。給食費の未納は、給食の質や量を低下させるという事態を招いている。

もし給食が無かったとしたら、このタイプの親は100円くらいのハンバーガーとか駄菓子とかで子供のお昼を済ませるのじゃなかろうか。それどころか、全く何も与えるつもりがないと言う事もありえる。そう考えれば「頼んでないのに払えるか!」というのは、経済的なところだけ見れば案外正直、というか本気の表現じゃなかろうか。だとしたら、この問題の本質は、記事が示唆するような確信的なフリーライダーとは少し違っていて、昔ながらの子供の世話をロクにしない親の存在なのかもしれない。知らないけど。

それにしても、これで材料代だけらしいので、意外と給食費は高いと感じる。少なくとも私なんかよりよっぽど良いものを。。。