海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

可哀想な上の子

昨日はぶーちんが休校でのほほんと自宅にいるのを横目で見ながら高校に出かけていった可哀想な上の子である。ウチの近くの高校は軒並み休校なのに、うっかり大阪市内の高校なんか通ってるものだから学校の被災意識が薄くてこうなったらしい。ところが、さすがの高校も危機意識の欠如を反省したのか、大雨が降るという今日は、市内、大阪北部ないし東部で警報が出れば休校になるという。通常台風だと暴風警報が出ないとならないところ、今回は大雨警報でも休校という基準の緩和だ。さらに、地震による地盤の緩みをかんがみて今日は警報発令の基準がいつもより引き下げられるという。ということで昨日の夜から、「明日はさすがに休みでしょう」という話になる。で、朝、上の子がどんよりして「警報出てない」と言いながら登校の用意をしている。えーまじで?とネットを見てみると、確かにウチの自治体はまだ注意報止まりで、予報を見ても、この先警報になりそうな気配がない。まじか可哀想だな上の子よ、とか言いながら、いや親的にも、余震が怖いまだ二日目、本当は遠くの学校には行って欲しくないところなので、困ったなあと思うわけ。で、いやまてよ、と思って大阪全域の警報発令状況を見てみると、、なんだい北摂の多くの自治体や淀川の南でもいくつかには警報が出てるじゃん。注意報なのはウチと高槻だけ。おい、上の子よ、これ休めるよ、ということで安心して私も研究室に。二コマこなして編集仕事をして夜帰ってきてみると、結局上の子は登校したのだそうな。なんでも10時半まで警報が続けば全日休校なところ、10時26分に解除されちゃったもんで午後からの授業にでなくちゃならなくなったとのこと。あとたったの4分じゃんよ、気象庁も気を利かせろよ、と思ったのであった。