海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

小さな事からコツコツと

長崎にいた時は車通勤だったのだけど、その途中長いトンネルと橋を通っていた。この道はしばしば渋滞して、よくトンネルの中や橋の上で車が流れるのを待っていたことを思い出す。そんなとき、ふっと「もしトンネルが崩落したら」とか「この橋が突然落ちたらどうしよう」とかイヤな想像にふけるのが、後ろ向きな私の日課だったのである。で、トンネルの出口付近で止る時は少しでも前の車との距離を詰めて、万一天井が落ちてきても潰れるのは車の後部だけになるようにしたり、橋の上なら橋脚部分の上で止るようにして、橋脚は倒れまい、とか思っていたものだ。そういう自分を省みるに、常々「その労力をもう少し前向きな事に使うべきである」と思ってきた。でも、今日の大ニュースからすると、意外と無駄な努力じゃないのかもしれない。ということで、東京でも頻度は低くなったが橋やトンネルを通過する事もあるのだから、これからも怠けずにいこうと思う。