海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

オレももうダメだ

ついに神経衰弱で上の子四歳児にマジ負けしてしまった。自分の名誉のために言っておくと、三回やって二勝一敗。でも、一回負けた事には変わりはない。トホホ。しかし、よくよく戦況を分析してみると、前半では私が常にリードするのである。これは、カードの枚数が多い時に、上の子は直近に開いたものに気が行っちゃって少し前に開いたものをなかなか取れないのに対して、私は全体に目が行くのでそこでもポツポツ拾えるからなのだな。で、カードの枚数が少なくなってくると、記憶力の地力が効いてきて、私が時々ミスをするのに対して、上の子は正確にめくっていくのである。粗削りだがパワフルな上の子と、衰えが見られるものの総合力に勝る私と言う構図だ。で、最後の10数枚になると一気に全てをめくれるようになるのだけど、それがどちらの番で起こるかで勝負が決まると言う。

いや、こんな分析をしたからといって記憶力が回復するわけで無し、総合力が上がるわけで無し。というか、にもかかわらずついつい分析してしまうところが、実は神経衰弱におけるオトナの弱さなのではないか?カードそのものではなく、その裏にある何か抽象的なものに目を向ける態度が身に染みついているわけだが、それは出来るだけ物を覚えないで済まそうと言う事なのではないか?

ちょっと苦しいかな。