全くの赤の他人と暮らす夫婦生活というものは、緊張関係と切っても切れないものである。しかし、この要素を前面に押し出しはじめると、関係が崩壊の一途をたどるわけで、緊張をはらみつつもそれをエスカレートさせない工夫なり努力なりが必要と言える。で、我が家の工夫の一つが、小言を言ってくる配偶者に対して逆ギレするときに「あんまりうるさく言うと、ちちくりマンボするぞコラア」とか発言する事である。いや、言っている私もヨメサンも、ちちくりマンボが一体どのような行為なのかはわかっていないのだけれども、そうされるのは何となく嫌だなという気持ちと、そのような行為はきっと滑稽なものに違いないという感覚は共有されている。つまり、この発言によって、緊張感を伝えつつ、かつアホらしくてやっとれんわ、という雰囲気も作り出すことができるのである。うーん後付けながら良く出来た説明だ＞オレ
それはともかく、こういう発言が頻発する状況に接した上の子曰く「ねーねー、ちちくらまんじゅうって、なーにー？」。
子供のおかげで緊張緩和も効果百倍、という話。
