海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

圧迫面接

そろそろ新年度の準備がはじまって気の重い今日この頃、来年度のゼミ生を選ぶ面接をした。これまでは希望者が定員15名を満たしていなければ全員受け入れていた。所詮直接何かの役に立つ訳ではないゼミだから広く門戸を開こうという意図だ。色物なりに面白がって一年も活動してくれれば何らかの糧にはなろうという。しかし現実は、どうも難しい勉強しないで済む楽勝ゼミを期待したり、単に友達に引っ張られて受講する人が時々見られるのだな。そう言う人が、いざ蓋を開けてみたら野外で生き物観察なんて嫌で嫌でしょうがなかったという事はままある訳で、そう言うのはお互いにとって不幸だから、今年は定員を満たしていなくても面接をしてそういうミスマッチを防ごうと考えた。え?そのためのシラバスなんじゃないかって?そのはずなんですけどねえ。

まあとにかく、今年の希望者は10人だった。で、なぜか面接に来たのは5人だけ。1人10分ほどかけて「好きじゃないと辛いかもよー」と説いてみたら、そのうち2人がマズいと思ったようで、じゃあやめとこうかという話になった。まだ二次募集もあるけれど、そんなわけで今年は少数主義でやってみようと思う。