海の底には何がある

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大学のカリキュラム、学部ごとに到達目標を国策定へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
もうこれ以上大学を小突き回さないで欲しいと思うのだけど。。。


来月にも日本学術会議に審議を依頼し、早ければ2011年度からの運用を目指す。学士課程の教育内容は各大学の自主性に委ねられており、国として基準を策定するのは初めて。到達目標を取り入れた大学には補助金を上乗せするなどして実施を促したい考えだ。
またそうやってお金で大学をコントロールしようとするからなあ。しかし

文科省はこれを受け、同会議に、10年度までに具体的な目標を策定するよう依頼する。たとえば経済学では「経済学の概念と法則を説明できる」といった目標が、物理学では「問題の原理と法則を突き止める能力がある」などの目標が設定されることになる。
ということだけど、これを実施されると、ますます「もう教養担当の教員はいらない」ってことになるのだろうか?それともどの学部でも共通に習得すべき内容が設定されて、例えば「生態系の仕組みを知り、人と自然の関係に適切に配慮できる」とか目標になってマクロ生物系ウハウハとかになるのだろうか?