海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

表から見るか、裏から見るか

明日は父の日なので、幼稚園では保護者参観、というか親子で一緒に泥んこ遊びの日。子供が泥団子をこねて、親が団子を転がすコースを雨どいを組み合わせて作ると言う。で、午後も幼稚園で有志参加のすのこ作り。

という一日を過ごして、幼稚園の先生は正規の時間である午前中とっても気を張りつめているのだなと思った。午後のリラックスぶりよ。教室を運営するのにテンションが高くなるのは、全く持って理解できるし、きっと私だって同じ事をやっているのに違いない。でもね、こう感じるのは私だけかもしれないけど、先生の放射するピリピリ感に満ちた場って、ちょっと逃げたくなる気持ちに襲われる。こんな仕事をしてて言うのもなんだけど、私はどうも学校というのがあまり好きになれずに今まで来ていて、その理由ってひょっとして、そういうところにあるのかもなと思ったり。いや、決してテンション高いのがよくないといってるわけじゃなくて、単に私は苦手だっていうだけ。

翻って一月ほど前だったか、朝一の講義中に後ろの方でパンを食べはじめた学生がいて、さすがにそれはマナー違反だと思って「やめなさいね」と注意した時の事を思い出した。その彼は、もちろんすぐに言う事を聞いてやめてくれたのだけど、直後にカバンからアルバイト情報誌を取り出して読みはじめたのだな。さすがにそれは態度が悪かろうとプッツン来て、負の感情のたいそうこもった怒り方をしたものだ。で、それ以降、なんとなく「また誰かふざけた態度のヤツがいたら叱ってやる」と気を張りつめて講義するようになった気がする。決してテンション高いのがよくないと思ってるわけじゃないんだけど、自分が苦手な事を人にするのはどうかと思うな、と、そういう話。